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【转】-愛するということ 家族の愛、世界の絆-

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一篇很深刻的CLANNAD评论。可以看出作者真心的感触。
本人日语水平不济。只能将原文分享于各位日语达人。

「世界を孤独の状態から外に迸り出させるもの、
この世界をより豊かならしめる動機、それが愛である。

愛がなければ、この世界は非活動的な、
死んだ孤独の世界に過ぎない。
愛は孤独と相対的な言葉だが、決してその反対語なのではない。
愛の中にも孤独があるし、孤独の中にも愛がある。
人が意識して生きようと思う場合に、僕らは絶えず心の中に
二つのもののバランスを繰り返す。
無意識に生きることは殆ど生きることではない。
そして孤独を意識するとき、僕らは必然的に愛を求め、
愛によって渇きを癒そうとする。

人は愛があってもなお孤独であるし、
愛がある故に一層孤独なこともある。
しかし最も恐るべきなのは、愛のない孤独であり、
それは一つの砂漠というに過ぎぬ」
(福永武彦「愛の試み」)

 

クラナドをコンプリート…。プレイして本当に良かったと思える作品でしたね。
人が人を想い、そして思いやる気持ち、
我々「人間」の社会と個々を形成している一番大切な、
「他者への優しい想い、大切な人への愛しい想い」
をメインテーマに、人と人との繋がりということを描いた骨太の作品でした。

あと、今回の作品はクラナド(家族)というタイトルが示すように
『恋愛の物語』ではなく『恋愛も含めた家族の物語』ですね。

恋愛を描く作品は、どうしても『愛しあう恋人達の関係』のみに
焦点があわされ、恋愛以外の事象や二人以外の登場人物達は
二人を引きたてる為の脇役的役割を振られることが多いのですが、クラナドは違う。

クラナドの素晴らしいところは、人間が生きていく上での交流と
成長、地に足をつけて生きる現世の苦しみとそして素晴らしさを描いていること。

恋愛というある意味麻薬的な快楽のみに流れる事なく、
恋愛から発展する結婚と出産、育児、そして生活の糧を
得る為の労働、そしてそれらを為す為に必要な周囲の人々
との交流、繋がりをとても真摯かつ優しい筆致で丁寧に描いていること。

人間は一人では決して生きていけませんし、
周囲の人々、己と互いに関わりあう人々との関係が
その人の生を変化させながら未来へと進めて行く。

人間は周囲と何も関わりを持たないのならば、
自分をいちばん大切にし、
自分をすべての基準にして生きる生物です。

しかし、私達が誰かに親しみを抱いたとき、
私達が誰かに恋をしたとき、
人は、初めて、自分の為ではなく、
他人の為に何かしたい、
他人の為に何かすることが幸せと想えるようになる。
そして…。
親しみが発展して友情になる。
恋が発展して愛情になる。
私達は、『大切な他人』という存在を想うことで、
自分と同じくらい大切な他者の命の存在や、
自分とはまったく違う価値観の存在を認め、
そして自分とは違う存在を自分のように大切に
慈しみ、愛するようになる。

私は人間にとって一番大切な力はこの
『自分以外の他なるものを自分のように愛する力』
だと思います。
この力がなければ人間はとっくのとうに絶滅し、
地上に生きてはいなかったと思います。

私達は、己の幸せだけでなく、
人の幸せも己の幸せのように喜ぶことができる。
人の幸せを己の幸せとして感じることができる。

愛する人の幸せは、自分の幸せ。

愛こそが人間を人間として成り立たせている。

人と人が奪い合うのではなく、
人と人が分かち合う。

奪い合いは戦いを呼び、互いに破滅を呼び起こす。
その破滅を押し止める力、
人が互いに気持ちを分かち合う力、愛情…。

私達人類が今ここにまがりなりにも、地球上に
生命として存続できているのは『愛の力』です。

ここでの愛は、恋人同士の愛のことだけではありません。
家族への愛、親に、子供に、兄妹に、
友人への愛、そして見知らぬ人への愛…。

私達は、普段の生活で、家族を大切にしたり、
友人と遊んだり、募金活動をしたり、
ほんとうに、ごくごく普通に意識せずに「愛している」

そして、それは素晴らしいことであって、
そんな日常の愛の素晴らしさを丁寧に描く事で
気付かせてくれる作品…それがクラナドだと思うのです。

勿論、世の中は愛情だけではありません。
価値観の違い、コミュニケーションのすれ違い、猛った欲望、
そして怨恨、憎悪、嫉妬、絶望、無気力etcetc…

そして、世界に満ちる様々な苦難。
天災、病気、老い、貧困、孤独…。

様々な外的要因、内的要因が人間の意志を
互いに争わせ、様々な不幸を生むこともまた人間の真実です。

ですが、それでも人間を人間として未来に希望を
抱かせてくれるものがあるとしたら、それは
人が人を想う気持ち、すなわち愛だと思うのです。

クラナドはそんな愛を…救いのない状況でも、
人に希望を持たせてくれる人間の愛を描くことで、
人間の素晴らしさ、生きる素晴らしさを描いている…。

私はこの作品をプレイして何度号泣したか図りしれません…。

クラナドの世界は、私達が生きる現実世界と同じく、
苦難に満ちています。
偶発的な災い、天災や事故や病気…。
そして互いの想いがぶつかり合うことによる争い…。
それらは、クラナドの世界を席捲し、人々を傷つけます。
まさに我々の世界と同じように…。

ですが、クラナドの世界の人々は、
己を信じて、己が最善だと思った道を歩んでいく。
そして、人々は、みな、愛する人を胸に抱いて、
愛の力が、人々を動かしていく…。

そこには葛藤が、愚かさが、苦悩が、ある。

「好きな子を辛い目に遇わせることが
わかっていて、一緒にいられるか?」
(「クラナド」より)

途中から涙声になってしまう。
「怖いんだよ…。俺は…。
失ってしまうのが…。
お前を失ってしまうのが、怖いんだよ…」
(「クラナド」より)

相手を愛するがゆえ、相手を思いやるがゆえの苦悩。

自分の存在が相手の重みになっていないか…。

相手を失いたくないのに、相手が身の危険は
覚悟の上で一つの決断を為したら、それをとめられるのか…。

人間は全てを手に入れることはできません。
人間は有限な力しか持たない。
力のリソースをどこに割り当てるかで、
人は選択しなければならない…。
何かを得るとき、何かを捨てねばならない…。

その時、愛する人の為に、己は捨てられるか。

この問いはクラナド全体を通して何度も問いかけられます…。

恋人の為に、社会的成功を捨てたり…、
子供の為に、己の夢を捨てたり…。

だけど、そういった行為が、
寧ろそういった行為を成し遂げた人々を、
他者を愛する人々の生を、より豊かにしている…。
私は、そう思います。

「それにねえ、チキさん、あたし、思うんだ。
誰かを幸せにするとあたしもいっぱい幸せな気持ちをもらえるの。
もしかしたら、それが、いちばんのごほうびなのかもしれないな…って」
(吉沢めぐみ「ぴよぴよ天使」)

何かを犠牲にするのは辛く、苦しいことだけれど…。
その犠牲以上の価値があると思うから、
愛する人の笑顔、愛する人の幸せにはそれ以上の
価値があると思うから、人は己を犠牲にしてでも、
愛する人の幸せを願い、行為する。

他者を愛することのできる人々、
彼等は凄く輝いている。
彼等は愛することで、繋がっている。
自分以外の存在と繋がっている。
そして、繋がりは繋がりを呼び、
いくつもいくつもいくつも…
人と人の沢山の繋がりが、
この世界を、この人間社会を構成している。
哲学者のスピノザは全てに神の愛は宿ると、
汎神論を唱えました。
私は、きっと、このことだったのだと思います。
人と人は繋がりあい、そして、沢山の沢山の
無数の数限りない繋がりが、この世界を形成していること…。

「人を嬉しい気持ちにさせたりして、どうなる?
自分がそうならないと意味がないだろ」

「あります。人の為も自分の為も同じことです。
全ては自分に戻ってくるんですから。
くるくると回っているんです。
だから、相手を傷つけると自分も傷つくんです」
(「クラナド」より)

ここでの自分に戻るは、『情けは人の為ならず』的な
意味合いなのではありません。
そうではなく、私たちは、
分断され切り離された個という存在であるがゆえに、
逆に、全ての世界そのものであること。
私たちの個々が私たち全てを含む世界であり、
ゆえに、私たちは己のように他者も愛するということです。

そして私たちは、世界であり、世界は私たちとなる。

「世界は私と一つである」
(ウィトゲンシュタイン「論理哲学論考」)

「上なるものは下なるものの如く、下なるものは上なるものの如し」
(ヘルメス文書)

ミクロコスモスとマクロコスモスは想いによって繋がり合う…。

想いに満たされ輝く世界、人と人の想いの輝き繋がりあう美しい世界…
…それをクラナドは私達に開いてゆく。

私達が、繋がりあっていることを。
生という繋がりを…。

友人たちの繋がり、師弟の繋がり、
愛し合う恋人達の互いを想う繋がり…。
親が子を想い、連綿と受け渡されて行く繋がり…。
家族、世界に生命を生み出して行く繋がり…。

クラナドはそういった繋がりを丁寧に描いて行く…。

現代を舞台にしたクラナドの世界において、
物事は目まぐるしく移り変わり、
人と人との繋がりは薄れ、
人の想いもまた薄れゆく…。

クラナドが描く世界は、人々が住む物理世界とは別に、
人々には見えない世界があります。
それは想いの世界。人々の想いの町。
それは、きっと、見えないからこそ、本当に大切な世界。

「ほんとうに大切なものは目には見えないんだよ」
(サン・テグジュペリ「星の王子様」)

見えないからこそ大切な世界。
想い…
生命への優しく暖かい想い、
そして死者を弔う静かな哀しい想い…。
愛する恋人への想い。
愛する子供への想い。
友達への想い。
見知らぬ人への想い。
人々の他なる人々への想い。
目に見えない想い…。
人々の様々な想いが交じり合い、
そして、一つの奇蹟を起こす…。

ぜひ…プレイして欲しいです。
素晴らしい作品であることを、
全身全霊を掛けて保証します。
もし、この作品をプレイして、
そして、人に、他者に、
優しくなることができたら…、
それは、ほんとうに素晴らしいことだと思う。

最後に、クラナドから
大好きな部分を引用させて、
終りにさせて頂きます。


「町に人と同じように、意志や心があるとして…。
そして、そこに住む人たちを幸せにしようって…
そんな思いで、いるとしたら…。
こんな奇跡も、そんな町のしわざかもしれないです」

…奇跡はこれからたくさん起こるのだろう。
そんな気がしていた。

「でも、それは奇跡じゃないですよね。
町を大好きな人が、町に住み…
人を好きな町が、人を愛する…
そんな、誰にでもある感情から生まれるものです。
この町だけじゃないです。
どんな町だって、そうです。
わたしたちは町を愛して、
町に育まれてるんです。そう思います」

「なぁ…町は、大きな家族か」

「はい。町も人も、みんな家族です」

「そっか…」

「だんご大家族です」

ああ…そうか。

そうだったのか。

渚はもしかしたら、出会った頃から…

いや、もっと昔から気づいていたのだろう。

だから、渚は誰も嫌いにならない。

誰のためでも、一生懸命に頑張る。

それは、家族だからだ。

「朋也くんも、そろそろ、だんご大家族、
好きになってほしいです」

「もう十分、好きだよ」

「本当ですかっ」

「ああ」

「じゃあ、今から、汐ちゃんのために、歌ってあげましょうか」

「マジ…?」

「はい」

「だんごっ…だんごっ…」

ひとりで歌い始める渚。

思わず笑ってしまう。

そして、俺も途中から合わせて歌った。

ずっとずっと歌っていよう。

今日からの思い出を…

この子と…

この町のために。

世界が、幸せで、愛し、愛されることを…心から願う。
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夏の日は太陽
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      ——カノン
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