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真人親衛隊隊員A
潜艇
○シナリオ ・麻枝氏以外のシナリオには家族が出てくるが、麻枝氏は「今回は絶対に家族を使わんぞ!!」と ムキになってシナリオを書いた。 ・麻枝氏のシナリオには恋愛の色がほとんど無い。 都乃河氏が麻枝氏のシナリオを読んだ感想は「理樹と恭介のラブストーリー」。 樋上氏はそれに興味津々。 ・幼なじみの男3人には色恋沙汰的な要素が皆無。むしろ、みんな理樹が大好きで取り合いになる。 鈴を取り合ったり、恋の鞘当てがあったりということはない。 ・アドベンチャーパートだけ見れば「AIR」以上で「CLANNAD」より短い。 途中にあるミニゲームとかやり込み要素を全部やっていくと「CLANNAD」を越える可能性もある。 ・称号は全て麻枝氏と都乃河氏の2人だけで考えた。 ・ゲーム内の期間は、GWあけから梅雨に入るくらいまでの間。 ○サウンド ・麻枝氏曰く、音楽は頭打ち状態だった。 「AIR」が一番高みにあって、それと比べると「CLANNAD」はちょっと劣ると自分でもわかっていた。 ・別の企画で知り合った人から「エレクトロニカ」というジャンルの曲を紹介してもらい、 その曲があまりにキャッチーでゲームっぽかったので、さらにとっつきやすくなる方向にアレンジして採用することにした。 ・「エレクトロニカ」を採用するに当たっては、社内でも意見が割れた。 麻枝氏も「エレクトロニカ」の全てを消化し切れたわけではないので、音楽の評価が怖い。 ・キラーチューンがないことも怖い。全曲良い出来にはなっているものの、「AIR」では「夏影」、 「CLANNAD」では「渚」のように、作品を代表するような突出したものがないところが不安。 ・主題歌選びに関しては、「Little Busters!」と「Alicemagic」でコンペを行った。 その結果、「主題歌らしい曲」には「Alicemagic」、「個人的に好きな曲」には「Little Busters!」が挙げられた。 麻枝氏としては、「リトルバスターズ!」の主題歌には切なさとか哀愁が欲しかったため、 最終的に「Little Busters!」を主題歌にすることを決断した。 ・「Alicemagic」は、「明るい曲だけど、ちょっと悲しい感じの詞にしよう」という方針で作られた。 ・「Little Busters!」の歌詞は、シナリオと照らし合わせるとけっこうギリギリやっちゃってる。 ・都乃河氏が最初にRita氏の歌を聴いたのは、麻枝氏が延々と聴いていた「乙女学入門」。 さらに他の曲を聴いていくうちにRita信者になっていった。 ○18禁の可能性 ・一般作品で行こうと決まったのは2月後半くらい。それまでは、どちらでも作れるようには対応していた。 2月の段階でシナリオはほとんど出来上がっていて、あとはHシーンを足すか足さないかくらいだった。 ・18禁作品を出すかどうかについては、ユーザーの反響を待ちたい。 ○今後の展開 ・ファンディスクの可能性については、今のところ無い。 都乃河氏はすでに動き始めている次の企画に移る。 麻枝氏は、RPGを作らせてもらえるならファンディスクを作りたいけど、そこまで会社の体力がないとのこと。 ・樋上氏は、伝奇系とかホラーもやってみたい。 女の子が戦う格闘ゲームが好きなので、戦う女の子とか描いてみたい。 ○麻枝氏シナリオライター引退 ・サブライターとしてギャグだけ書き続けるとかはやってもいい。 ・今後は音楽の方に力を入れていく。