第1話
監督 石原立也 コメント
キャラクター総登場、といった感じの回です。野球の試合は原作にもあるんですけど、変えているところもあります。原作ではことみは登場していませんが、アニメでは登場させました。原作のほうは、風子が登場しているんですよ。でも、風子は第19話まで出さない方針だったので、ここでも出していません。第1シリーズでは、最終回近くまで風子を出しましたが、『AFTER』ではなるべく最後まで出さないようにしようと思っていたんですよ。なので代わりに、渚や朋也と仲良くなっていることみを出すことにしました。
脚本 志茂文彦 コメント
「最初に、野球はどうですか?」と、おっしゃってくださったのは監督です。今振り返ると、これはやっぱり正解だったと思いますね。野球だったら、ほとんどのキャラクターが出せるじゃないですか?半年ぶりに観た人はそれぞれのキャラクターのことを思い出してもらえますし、初めて観る人にとってはキャラクターの紹介ができるし……。前半はとにかくにぎやかで楽しい感じにして、お客さんにも喜んでもらいたいという気持ちがありましたから、いろいろやりたかったことがうまくできたと思っています。
第1集
导演石原立也评语
所有角色悉数登场,有这样感觉的一集。虽然原作中也有棒球比赛,但也有变化的地方。在原作的业余棒球线中琴美没有登场,但在动画中让她登场了。原作方面,风子在棒球比赛中登场,但因为动画的方针是风子在第19集才出场,所以第一集也没有让她出现。在第一季中,风子一直出现直至快到最后一集的时候,而我想让她在《AFTER STORY》中尽可能接近最后一集才出场。所以作为代替,我决定让和渚、朋也关系很好的琴美出场。
剧本志茂文彦评语
“以打棒球作为开始如何?”导演这么对我说。现在回想起来,我觉得这一设计果然是正确的。如果打棒球,几乎所有的角色不就都能登场吗?不仅能让时隔半年观看的人们回想起各个角色,而且可以对第一次看的人起到介绍角色的作用……。总之,动画的前半部分要营造出热闹、欢快的感觉,也想让观众感到高兴,所以我觉得各种各样想做的事情都做得很好。
第2話
監督 石原立也 コメント
この回は、幻想世界の獣がたいへんでした。原作だとテキストのみなので、獣がどういう形をしているかわからなかったんですよ。なので、最初は2本足でもっと恐い感じ生き物を描いていましたが、keyさんから「4本足にしてほしい。なんか気持ち悪いので」といったような指摘を受けまして。結果的に、羊のようなかわいらしい不思議な生き物になりました。大きさも、僕はもうちょっと大きいのかな? と思っていたんですけど、原作を読むと少女が抱っこしているような描写もあったので、この大きさになりました。
脚本 志茂文彦 コメント
僕、基本的に楽しい話が好きなんですよ。このへんはおもしろい展開だったので、書いていてもとても楽しめました。春原が彼女を探してさまよったり、早苗のコスプレがあったり、そういったことを思う存分できたので、観ていても楽しいお話だと思います。見どころといえば、春原がどれだけボケてくれるか? といったところでしょうか(笑)。原作だと、朋也と渚は付き合っていない状態で展開するので、アニメのほうでその点を少し修正するために頭を使った記憶はありますけど、基本的には楽しかった印象が強いですね。
第2集
导演石原立也评语
这一集颇为苦恼于幻想世界的兽的刻画。原作只有文本,所以不知道兽是什么形状。所以,一开始画的是两条腿的更恐怖的生物,但是key批评“对两条腿的感到不适,希望画四条腿的”。结果,变成了像羊一样可爱而不可思议的生物。对于大小,我也觉得是否应该稍微大一点?尽管我这么想,但是读了原作之后发现有少女抱着兽的描写,所以动画做成了这个大小。
剧本志茂文彦评语
我基本上喜欢开心的故事。第二集的展开很有趣,剧本写着也很开心。春原为了寻找心上人而四处游荡,还有早苗的角色扮演(cosplay),这些都是可以尽情发挥的,我觉得看了也会很开心。要说本集看点是什么,应该是春原到底有多么呆萌?大概就是这样吧(笑)。在原作中,春原线是在朋也和渚没有交往的状态展开的,所以我还记得在动画中为了稍作修改而动了一些脑筋,但基本上还是很愉快的制作过程,令人印象深刻。
第3話
監督 石原立也 コメント
山田(尚子:絵コンテ 演出)と堀口(由紀子:作画監督)が、共謀していろいろこだわった回ですね。本人は深くは語っていませんが、堀口がどうも、兄·妹とか姉·弟とかすごく好きみたいなようです(笑)。春原がゲームセンターでカジキマグロを弾くシーンは、最初三味線でやろうと思ったんですよ。でも、実際にそういったゲームがあるんですね。なので、それは避けました。さすがに、カジキマグロを弾くゲームはないだろうということでこれにしたんですど、いったい何をするゲームなのかわかりませんね(笑)。
脚本 志茂文彦 コメント
見どころは、朋也と芽衣のデートシーンに尽きるんじゃないですかね。もちろん原作にもあるんでけど、ファンに喜んでもらいたいと思いましたから。田村(ゆかり)さんの、「おにいちゃん」というあの声は、やっぱり破壊力ありましたね(笑)。年下キャラって、第1シリーズだと風子がいて、朋也と渚に面倒みてもらっていました。でも『AFTER』では、風子がずっと後まで出てきませんよね?その代わりではないんですけど、芽衣の面倒を二人で見る感じで、疑似家族的な雰囲気が出ないかなあとも考えてはいましたね。
第3集
导演石原立也评语
山田(尚子:分镜 演出)和堀口(悠纪子:作画监督)女士相互合作精心制作的一集。虽然本人没有说得很深,但是堀口女士好像非常喜欢兄·妹,姐·弟的桥段(笑)。春原在游戏厅弹旗鱼的场景,在那里最初是想用弹奏三味线的场景。但是,实际上有这种弹奏三味线的游戏。所以我避开了它。我想应该不会有弹旗鱼的游戏,所以就选了这个,我不知道这个游戏到底玩的是什么呢(笑)。
剧本志茂文彦评语
看点就是朋也和芽衣约会的场景了吧。当然原作里也有,因为我想让粉丝们高兴,所以加入了这个剧情。田村(由香里)对朋也叫着“哥哥”,果然很有杀伤力呢(笑)。年龄较小的角色,在第一季里有风子,由朋也和渚照看着。但是在《AFTER STORY》中,风子不是很久之后才出现吗?虽然不能代替风子,但是也考虑过二人照看着芽衣,会不会营造出看上去是一家人的氛围呢。
第4話
監督 石原立也 コメント
原作は、美少女ゲームというカテゴリーだと思うんですけど、男の子の友情や家族の愛情も、ちゃんと描いています。なので、朋也と春原の友情話も、アニメでぜひやりたいと思っていました。展開はわりとベタで、ラストは殴り合って仲直り。これは逆に今時あまりない展開だったので、すごくやりたかったんですよ。雨の中で殴り合うのは、アニメオリジナルです。男同士が雨の中で泥
だらけになりながら殴り合うというのは、すごく気に入っています。やりたかったシチュエーションというか……、うん、いいじゃないですか(笑)。
脚本 志茂文彦 コメント
これはとにかく、春原をかっこよく描こうという話をしたのを覚えています。なかなか、かっこいいシーンに出してあげられないキャラクターなので、ここぞとばかりにかっこよくしました。チャランポランなだけじゃなく、ちゃんと妹のことを考えているところや、朋也との友情なども見どころです。朋也にいろいろ言われていますが、逆に朋也がヘコんでいるときは、春原がちゃんと見守っていたりするんです。そういう関係なんです、この二人は。もちろん、最後に早苗さんにプロポーズするボケも、忘れませんでした(笑)。
第4集
导演石原立也评语
我认为原作属于美少女游戏的范畴,男孩的友情和家庭的爱情也描写得很好。因此,朋也和春原的友情故事,我想一定要做成动画。故事的展开比较庸常,最后二人大打出手地和好如初。因为这种展开反而是现在不常见的,所以非常想做这一展开呢。雨中扭打在一起是动画的原创剧情。我非常喜欢男人们在雨中浑身是泥地打成一片的场面。话说这是我想做的场景……嗯,不是挺好的吗(笑)。
剧本志茂文彦评语
我记得我说过要把春原刻画得很帅气。因为春原平时是很难在帅气的场景中出现的角色,所以趁此良机在这集将他帅气地刻画。他不仅是一个散漫的人,而且认真地为妹妹着想,他和朋也的友情等,也是剧情的看点。虽然被朋也说了很多,但是反过来,在朋也沮丧的时候,春原也会好好地守护着他。这两个人就是这样的关系。当然,春原最后向早苗求婚时搞笑的样子,我也没有忘记(笑)。
第5話
監督 石原立也 コメント
シナリオ的には、珍しく朋也が直接体験しているお話ではありません。なので、朋也をどうやって絡ませるかをちょっと考えましたね。結果的に、朋也がいて、猫がいて、朋也の中に思い出のような何かが入ってくる。そして朋也が夢のようなものを見る。という展開にしてあります。美佐枝さんの片想いの相手·五十嵐君は、女子スタッフに不評でしたね。美佐枝さんへの冷たい態度が、良くなかったようです。僕としては、彼は彼なりに気を遣ったんじゃないかと思っているのですが、どうもそうは見えなかったようです。
脚本 志茂文彦 コメント
じつは、個人的に原作ではこの美佐枝さんエピソードが、特にお気に入りだったんですよ。短いし、脇筋みたいなお話なんですけど、ちゃんとまとまっていて、最後グッときますしね。だから、丁寧にやりたいなあと思いました。最初は、このお話も削ってはどうかという意見もありましたが、光の玉がここでも絡んでくるので、最終的に残ったエピソードです。風子と並んで、「奇跡」がはっきり出てくる超自然的なお話ですよね。「後々、不思議なことがあるんだよ」ということを、印象づけたかったというのもありますね。
第5集
导演石原立也评语
在剧本上,很少有朋也没有直接体验过的故事。所以,稍微考虑了一下如何让朋也和剧情产生联系。结果,这一集有朋也,有猫,回忆一样的某种事物进入了朋也,然后朋也像是做了一场梦。按照如上进行了展开。美佐枝单相思的对象五十岚,在女性工作人员之中评价很坏。对美佐枝这么冷淡应该是不对的。我想他有自己的顾虑,但好像怎么也看不出来。
剧本志茂文彦评语
其实,我个人特别喜欢原作中美佐枝的这个小故事。虽然篇幅很短,故事也有点像次要情节,但它剧情很完整,最后一气呵成,所以我想认真地做它。一开始,有人建议把这个故事也删去,但因为在这里也牵涉到光玉,所以最终保留下来这个小故事。和风子一样,是显而易见发生了“奇迹”的超自然故事。也有想给人留下“之后还会发生不可思议的事情哦”的印象。
第6話
監督 石原立也 コメント
死んだ人を思い続ける話はよくありますが、美佐枝さんはまだ若いので、それはあまりにも気の毒ではないかと。僕の好きな映画の一つに『ゴースト』があるんですが、ラストシーンが若干引っかかるんですよ。「いつまでも、君を想っているよ」と言って去っていくのは、一見美しい。だけど生きている人は、もうその人といっしょになれないわけで、じゃあそのまま一人で生きていくのか? と考えると、それはあまりにも酷な話だと思うんです。僕としては、美佐枝さんにもっと幸せになってほしかったので、あのようなラストにしました。
脚本 志茂文彦 コメント
志麻君の女装については、原作にもあるんですけど、これはやらんといかんだろうと思いました。男に萌えてもいいじゃないかと(笑)。個人的には、むしろ女性受けするんじゃないかと思っていました。女性キャラにいじられてアタフタしている志麻君を出したら、女性ファンは楽しんでくれるんじゃないかと。『CLANNAD』に登場する男性キャラクターって、わりと押しの強いのが多いんですが、志麻君はおとなしめというか純情というか、それまでの男性キャラクターとは違った感じだったので好きでしたね。
第6集
导演石原立也评语
虽然有很多想念着亡故之人的故事,但美佐枝还很年轻,如果这么写或许显得过于悲惨?我喜欢的电影中有一部叫《人鬼情未了》,最后的场景多少有些让人耿耿于怀。说着“我会永远想着你”离开人世,乍一看很美。然而活着的人,已经不能和那个人在一起了,那么就这样一个人活下去吗?这么一想,我觉得太残酷了。对我而言,希望美佐枝更加幸福,所以做了那样的结尾。
剧本志茂文彦评语
关于志麻君的女装,原作里也有这一剧情,但我觉得必须要做到动画里面。被可爱的男孩子萌到不是很好吗(笑)。就我个人而言,不如说这一桥段更能被女性所接受。如果把被女性角色捉弄得手忙脚乱的志麻君表现出来,女性粉丝应该会感到开心吧。在《CLANNAD》中登场的男性角色,较为刚强的角色比较多,但是志麻君又温顺又天真,和之前的男性角色给人的感觉不一样,所以很喜欢他。
第7話
監督 石原立也 コメント
いわゆる“不良”のイメージって、昔と今ではずいぶん違いますね。僕のイメージでは“番長”みたいなイメージのがあったのですが、今の若いスタッフには、ギャグにしか見えないようです。なので、不良の描き方にも紆余曲折がありました。それと、このエピソードって、智代が活躍すれば片が付くお話っぽいんです。でもそれでは有紀寧の問題解決にはなりません。なので、彼女のお話にするために苦労しましたね。僕の気持ちとしても、智代は足を洗ったと思っているので、あまりかかわってほしくなかったというのがありました。
脚本 志茂文彦 コメント
このエピソードでは、作品テーマの「家族」を違った視点で捉えました。劇中、「(不良たらにとって)ここ(店)がおうちみたいなもの」というセリフがあります。「家族の間では仲がいいけど、ほかのグループとはケンカする」って、ちょっと違うんじゃないかと。そこで次の回に有紀寧が「街の人たちみんなが幸せにならなければ、誰も本当に幸せになることできない」と言っています。でもじつはこれ、同じ宮沢でも宮沢賢治の言葉なんです。ちょっと有紀寧に言わせてみようと。宮沢賢治を知っている人は、気がついたかなあ。
第7集
导演石原立也评语
所谓“不良少年”的印象,以前和现在大不相同。在我的印象中,不良少年是“番长”一样的头领人物,但现在的年轻工作人员只把不良少年视为笑柄。因此,对不良少年的刻画方式也经历了曲折。还有,这个不良少年的插曲,只要智代活跃起来就能解决问题,但这并不能解决有纪宁的问题。所以,为了讲述她的故事,我费了不少功夫。我的心情是,智代已经金盆洗手了,所以我不太希望她参与其中。
剧本志茂文彦评语
在这个插曲中,通过不同的视角把握了作品“家庭”的主题。剧中有一句台词:“(对不良少年来说)这里(店)就像家一样” 。“在家人之间关系很好,而在外和其他团体吵架”,是不是有点不一样呢?于是在下一集有纪宁说:“只有小镇里的所有人都获得幸福,每个人才能获得真正的幸福。”但实际上,同样是姓宫泽,这句话实际上是宫泽贤治说的,试着借有纪宁之口说出这句话。认识宫泽贤治的人,是否注意到了呢?
译者注:“街の人たちみんなが幸せにならなければ、誰も本当に幸せになることできない“,原句出现在动画第七集10:50秒左右,宫泽贤治的名句没有找到。宫泽贤治在罗须地人协会讲授“艺术论”的记录的一书《农民芸术概论纲要》中,对于幸福观有类似表述:“世界全体が幸福にならないかぎりは、個人の幸福はありえない”( 在世界没有实现整体幸福之前,个人的幸福是不可能存在的)同样姓宫泽,借着宫泽有纪宁之口阐述作品的核心价值观,深化了作品的主题,将狭义的血缘关系的家族扩展为广义的人类文明的共同体,给人们深远的思考。
第8話
監督 石原立也 コメント
原作には、有紀寧のお兄さんの設定画はありません。なので、不良仲間から一目置かれるようなカリスマ的存在を、どう絵にしようか苦労しましたね。顔は描きませんでしたが、どういった服装をしているか、配色とかもすごく悩みました。ほかにもストーリー展開など、有紀寧のお話は悩んだことがいちばん多かったエピソードです。シナリオもかなり書き直したので、志茂さんには苦労かけたと思います。内容的には、このお話も亡くなった人に囚われるお話ですが、有紀寧は最後にはそこから抜け出せたので、良かったと思っています。
脚本 志茂文彦 コメント
学園編はこれが最後なので、お遊びとして『Kanon』の秋子さんが作る「謎ジャム」を登場させました。食べると逝ってしまうほどの味なんですけど、それを早苗さんの作ったパンに塗って食べるという(笑)。『Kanon』と『CLANNAD』の世界が同じなのか、秋子さんと早苗さんが友達なのかわかりません。でも観ている人が、「ひょっとしたら、そういう可能性もあるんじゃないか?」と思ってくださり、喜んでもらえたらいいなと。Keyさんのほうで「これはちょっと」と言われたら、すぐやめるつもりでしたけどね(笑)。
第8集
导演石原立也评语
原作中并没有有纪宁哥哥的设定。因此,如何画出能让不良伙伴对其刮目相看的超凡魅力的存在,着实费了不少功夫。虽然没有画脸,但是对于穿什么样的服装,配色什么的也很苦恼。此外故事如何展开也是有纪宁剧情让人烦恼最多的一件事。剧本也修改了很多,所以我觉得让志茂先生吃了不少苦。从内容上看,这个故事也是被已故之人囚禁内心的故事,但有纪宁最终振作起来,我觉得这样很好。
剧本志茂文彦评语
因为是学园篇的最后部分,所以作为乐趣,让《Kanon》的秋子阿姨制作的“谜之果酱”登场。虽然是一吃就会逝世的味道,但大家还是把它涂在早苗做的面包上吃了(笑)。我不知道《Kanon》和《CLANNAD》的世界是否是同一个世界,秋子和早苗是不是朋友。但是对于观者而言,会想“说不定也有这种可能吧?”,如果能让人们高兴就好了。我本来打算听到Key那边说“这个有点不好”的话,就会马上停止(笑)。
第9話
監督 石原立也 コメント
原作だと、渚ルートがここで終わります。この次からが、本当の『AFTER』。その前に、幸村先生の話とか、もっといろんなエピソードを入れたかったんですけど……。お話的には、このあたりから朋也の弱さが見えてきます。第1シリーズの第18話で渚が倒れたときも、朋也はかなり落ち込みましたが、あのあたりから、渚がいない朋也が今後の展開に大きな意味を持ってくるので、少しずつ描いています。ラストは、音響監督の鶴岡(陽太)さんが音楽をうまく付けてくれたので、盛り上がってすごく良かったですね。
脚本 志茂文彦 コメント
この回は、全編沈んだ感じにはしたくなかったんですよ。だから、ボタンにもがんばってもらって明るいシーンを入れたり、周りのみんなが朋也の気持ちを引き立てるよう努力している感じにしました。朋也もそれをわかっているんだけど、どうしても渚が心配だという……。そんなコントラストにしたいと思いながら書きました。春原が芽衣のことで悩んでいるときは朋也がフォローし、朋也が渚のことで悩んでいるときは春原が見守ってなにか言ってくれる。その関係を、ちゃんと描きたかったというのもありましたね。
第9集
导演石原立也评语
原作的话,古河渚线到这里就结束了,接下来是真正的《AFTER STORY》。在那之前,我想加入幸村老师的故事和更多的插曲……。在这集可以看出朋也的软肋所在。在第一季的第18集中,渚倒下的那段时间,朋也感到非常沮丧,但是从那时候开始,渚不在朋也身边,对于今后的展开有很大的意义,所以一点点地进行了描写。最后,因为音响监督的鹤冈(阳太)先生很好地加上了音乐,将剧情推向高潮,非常地好。
剧本志茂文彦评语
这一集不想让人觉得全篇都很沉闷。所以,我决定加入了牡丹也在做着努力的开朗的场景,写出周围的大家都在努力使朋也振作起来的感觉。朋也知道这一点,但无论如何还是挂念着渚……。我一边写着,一边想形成这样的对比。春原因为芽衣而烦恼的时候朋也会伸出援手,朋也因为渚烦恼的时候春原也会守护着他给他支持的话语。我也想要好好地描写那种关系。
第10話
監督 石原立也 コメント
今まで、あまりパン屋さんらしいところを見せなかったので、ここで日常風景を入れました。演出の山田が、フランスパンが焼けるとき割れないよう、生地にカミソリでスジを入れる場面を加えてくれたおかげで、わりとパン屋っぽくなったと思います。このあたりは僕も、やっと原作の『AFTER』に入ったということで、新鮮な気持ちでした。朋也が仕事で苦労しますが、彼はそれでも恵まれていると思いますよ。今の世の中、仕事を見つけるだけでもたいへんじゃないですか?それに比べたら、かなり恵まれていると思いますよ。
脚本 志茂文彦 コメント
朋也がパン屋の手伝いをしているシーンですが、できることならこのへんは丁寧に描きたかった。これだけで1本やりたかったくらいです。でも、展開を早めるとしたら、ここぐらいしかないかなあと思い、サラッと終わらせています。そのほかの見どころは、原作にはない藤林姉妹の登場ですね。卒業してからもつながりはあり、朋也に影響をおよぼしているということを書きたいと思って……。杏は目立ちますけど、椋のほうは『AFTER』になるとどうしても見せ場が少ないので、物件情報を教えるシーンを追加しました。
第10集
导演石原立也评语
到现在为止,因为没怎么展现面包店的样子,所以在这一集加入了日常风景。负责演出的山田女士为了让法式面包在烤的时候不会碎,加入了用剃刀在面团上划筋的画面,我觉得这样就比较像面包店了。在这集,也终于进入了原作《AFTER STORY》,令人感到新鲜。虽然朋也在工作上很辛苦,但是我觉得他还是很幸运的。当今社会的人们,仅仅是找到工作就已经非常不容易了吧?相比之下,我觉得他很幸运。
剧本志茂文彦评语
如果可能的话,我想仔细地描绘朋也在面包店帮忙的场景。光是这样的剧情我就想做一整集。但是,如果要加快展开的话,就只能做到这种程度了,于是就干脆地结束了。另外的看点是原作中没有的藤林姐妹的登场。我想写即使她们毕业了也和朋也联系,并对朋也产生影响的事……。尽管杏十分引人注目,但椋在《AFTER STORY》里无论如何精彩的场面都较少,所以我追加了椋告诉朋也租房信息的场景。
第11話
監督 石原立也 コメント
裏話的なことを言うと、渚が通学している途中、のちにファミレスになる場所の工事が始まっているというのを、ここでちょっと描いています。朋也のネームプレートは、最初手書きで応急措置的な物なんですけど、最後みんなと同じ
物が提げられます。これで会社の一員になれたということを、ビジュアルで見せられたらと思い、やりました。電気工事のシーンは苦労しましたね。ちょうど、うちの会社が新社屋を建てていたので、そのとき電気工事のかたが作業しているのを、写真やビデオで撮らせてもらったりもしたんですよ。
脚本 志茂文彦 コメント
第10話の続きで、初めて社会に出たとき、誰にでもあることを描きました。会社に入って、失敗して、先輩にフォローしてもらいつつ、くじけず自分で精一杯のことをやって、初めて認めらえるそういったことが、原作できちんと描かれていたので、これはやらねばと……。それと、これは僕の頭の中だけの話ですが、創立者祭での渚は、智代や有紀寧がまだいるので、そんなに寂しくなかったと思いたいですね。彼女たちも「岡崎さん、遅いですね」とか言いながら、心配してくれたり……。そんなことを勝手に思っていました。
第11集
导演石原立也评语
说些不为人知的事,渚在上学的途中,有一个今天将成为家庭餐厅的工地开始施工,我对这里稍微做了描绘。写着朋也名字的挂牌,最初是手写的用于应急的东西,但最后获得了和大家一样的正式工的挂牌。我想,如果能让朋也成为公司的一员这一变化以可视化的形式展现,那就达到了目的。描绘电气工程的场景费了很多工夫。不过刚好,我们公司新的办公大楼正在修建,那时电工正在作业,我们还拍了照片和录了像。
剧本志茂文彦评语
在第10集的下一集第11集中,描写了刚踏入社会时每个职场新人都会遇到的事情。进入公司后遇到了失败,而在前辈的帮助下,不气馁地竭尽全力工作,第一次获得人们的认可。因为原作中对这些情节有很好的描写,所以我觉得必须做进动画里面……。另外,这只是我的一个想法,创立者祭上的渚,因为智代和有纪宁还在,所以我想她应该不会像原作中那么寂寞。她们也一边说着“冈崎君,迟到了呢”,一边感到担心……。这是我的一个随意的想法。
第12話
監督 石原立也 コメント
前半の公子さんには、バス停で「まだ音楽は、続けてる?」というセリフまで、一切しゃべらせませんでした。このセリフをすごく印象づけたかったんですよ。顔もそれまで意識的に見せないようにして、このシーンで初めてちゃんと見えるようにしています。後半は、個人的にも好きな原作のエピソードです。ただ、原作にあった、朋也がお父さんの逮捕前に会いに行く話は抜いています。アニメの構成だと、逮捕の前フリのように見えてしまい、どうしてもショックの大きさがうまく伝わらないんですよ。
脚本 志茂文彦 コメント
怒濤の展開でしたね。芳野の過去を入れなければもう少しゆとりがあったのですが、やっぱりこれも重要で、芳野も広い意味では家族の一員なので、やっぱりはずせないと思い、このかたちになりました。直幸については、原作をやっていてもちょっとビックリでした。「ここで出てくるのか!?」って感じでした。その後、渚が「この街を出るときは、前向きな気持ちじゃないとダメです。でないと、ここは帰ってくる場所じゃなくなってしまいます」と言うシーンがありますが、このへんから街への想いがだんだん深まってきています。
第12话
导演石原立也评语
前半部分,伊吹公子在公交车站问芳野“你还在坚持着音乐事业吗?”,这一台词之前,没有一句对白,因为我想这个台词给人留下深刻的印象。我也有意识地一直不让观众看到向芳野走来的人的脸,直至说出那句台词的场景才让观众看清。后半部分是我个人也很喜欢的原作中的插曲。但是,原作中朋也在父亲被捕前去见他的故事去掉了,动画的结构上看不出来逮捕前的铺垫,不管怎样都无法很好地传达这一打击的强烈程度。
剧本志茂文彦评语
真是惊涛骇浪般的展开。如果不把芳野的过去的剧情放进去,这一集就会稍微宽松一些,但我想毕竟他的故事也很重要,从广义上来说,芳野也是家族的一员,所以还是不能去掉,所以就有了这一形态。关于直幸,我在玩原作游戏的时候也有点惊讶。有着“这一剧情竟然在这里出现?!”的感觉。之后,渚说“在离开这座小镇的时候,我们一定要积极地离开。要不然,这里就不是我们能回来的地方了”,从这一场景开始,逐渐加深了对这座小镇的感情。