回复:いつかでも連載中止になるみんなで書いた超小説「救世主日記」
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やはり世界は俺の思ったとおりの正常な世界ではなかった。現に今オレは、昨日何時にどうやって眠ったのか知らないし、起きてカレンダーを見てみるとそこに並んでるのはなじんでた数字ではなく、様々なうさぎだった。これがオレに与えられた使命なのか。KFCを救えば、この密かに可笑しくなり始めてる世界自体も救えるのか。オレは慎重に、かつ丁寧に昨日の成果を思い返してみた。
第一、KFCとはKeyFansClubのことで間違いないだろう。昨日から飯をとってないオレは今や「ファーストショップの事じゃないか」とか錯覚しかねない状態になってるが、当時の冷静だったオレの判断はまず間違いないだろう。なぜなら、これは救世主にえらばれたオレ自身の判断だ。運命といえ使命といえ、最終的に決定を下すのは、オレ自身。これからKeyFansClubを救う事こそが、俺のやるべきことなのだろう。
第二、なぜオレのような者を救世主に取り上げるまで、KeyFansClubを救わねばならないのか。事態はそこまで切迫しているのか。KeyFansClubというところにはどんな問題、もしくは危機を抱えてるのか。または、これはただ、悪戯のだれかさんがオレに演じさせようとする茶番なのか(この可能性にしては、深く考えない事にしておこう)。昨日の成果によれば、まずKeyFansClubという組織は、世界中に存在するごく普通な同好会などと大して変わってないと言っていい。だが、もっと深く探ってみると、ことはそう簡単ではない事がわかる。内面において最大の問題は、同好会の名の下に結束してる人々のなかに、明確な愛好、目標すら持っておらず、いわば「愛が足りない」者が段々増えてることである。それから外面から組織をつぶそうとする敵。グリーンダムというコードネームを名乗りながらも、素性は隠し通してる謎の人物。まだそれにたいしてわかってる事は少ないが、大義と世間体などの名分でKeyFansClubを死地に追い込もうとたくらんでる事はたしかだろう。
よし、わかった事がこれほどあれば、俺がやるべきこともはっきりとしてる。
オレが救世主としてKeyFansClub(今後KFCと記す)を救う道は…
>愛を集める
グリーンダムと対抗する
つづく
一家一台ことみ弐号 最后编辑于 2009-06-27 18:02:14